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お知らせ

暦で見る12月

今年も残すところ1ヶ月となりましたね。
あっという間に過ぎ去ってゆく日々の中で12月は特に過ぎるのが早い1ヶ月と言われていますよね。

本日もお寺の方からお聞きした暦についても、書いて行きます。

12月の和名は「師走(しわす)」で、「師」とは先生やお坊さんなど人の手本となる人のことをいい、1年の終わりの時期であるとともにお正月を迎えるための準備なども始まるため、忙しく走り回ることから師走と呼ばれるようになりました。
そんな12月にある暦を簡単に紹介させていただきます。

7日:大雪(たいせつ)
雪が本格的に降り出す頃で、雪が多く降る地方では、雪の重みで木が倒れたりしない様に「雪吊り」と呼ばれる作業をし木を保護します。(地域によっては11月から作業を開始しているところもあります。)

8日:事始め・針供養(ことはじめ・はりくよう)
使っている間に傷んでしまった針を供養すると共に、縫物が上達するようにとの祈りを捧げる日で「事納め」と呼ぶ地方もあります。針は固い物に刺して使う事が多いので、針供養の日だけは作業をせずに豆腐やコンニャクの様な柔らかい物に刺して神社に納めます。

13日:正月事始め・煤払い(しょうがつことはじめ・すすはらい)
昔は12月13日を正月事始めとし、1年の汚れや厄を落とす「煤払い」を行って、年神様を迎える準備をしていました。現在は「クリスマスが終わるとお正月」という気持ちになる方も多いかもしれませんが、クリスマス文化が日本に根付く前は、お正月前の大きな行事のひとつでした。

22日:冬至(とうじ)
太陽の位置が一年で一番低い所に来る、もっとも日が短い日です。冬至は太陽が生まれ変わる日とされ、力が弱くなった太陽が冬至を境に蘇ると信じられてきました。

31日:大晦日(おおみそか)
あまり知られていませんが、毎月の月末を晦日(みそか)といます。12月は1年で最後の晦日なので、「大晦日」と呼ばれます。月が隠れてしまう日で「つごもり」という意味もありますが、三十日が転じて「みそか」というようになったそうです。

あっという間に過ぎ去っていく毎日だからこそ少し立ち止まり、自分の生活に目を向けてゆっくり過ごしてみる時間を作るのも良いかもしれませんね。
何かと気忙しい時期ですが体調を崩さないよう、どうぞご自愛ください。

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